ほうとう
今日は、ちょっと、ほうとうの歴史についてお話します。平安時代の末期に中国から伝わった「はくたく」が、ほうとうの始まりと言われております。戦国時代には武田信玄が、陣中食として振る舞ったことにより、広がったと言われております。これは、武田信玄が兵を動かした山梨をはじめ、長野、埼玉、群馬、東京、神奈川などでは、今でも、ほうとうを食する地域もあるようです。その後、山梨では、農村地帯だったことから、野菜の栽培、米の裏作として、麦の栽培も行っていたことから、農家が自宅で小麦粉から麺を打ち、自前の野菜を入れ食していたことから、家庭の味として定着してきたものと言われています。そして、今日の「ほうとう」へと受け継がれているようです。